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2011年7月11日 (月)

番外編 イスタンブール1日目~1人でお買い物できるかな?~

こんにちは。
顧問です。

これは、2011年7月5日(火)、イスタンブール到着日に記録していたものです。

イスタンブール旧市街へ顧問1人で冒険に出かけることにしました。(写真は、旧市街地を写したものではありません。)

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部員たちは、ホテルで機体の調整です。
ミッションは、旧市街で部員たちと食事のできる場所を探すこと。
しかし、実際に食事をせずに英語が通じない(つまり料金も書かなきゃわからない)ところでのリサーチはハードルが高すぎると判断。持ってくるのを忘れたウェストポーチを買うことに勝手に目的変更。

題して「一人でお買い物できるかな?」
この目標を達成するためには、次の下位目標を達成しなければならない。
(1) 駅にたどり着く。
(2) 目的地へ向かう電車に乗る。
(3) 目的地で降りる。
(4) お店を探す。
(5) 値段を交渉する。
(6) 決めた時間(18時)までに戻る。
幼児体験的な目標であるのは明らか。しかし、実際にはこれらの下位標達成のために、さらなる行動が出来る必要がありました。

(1) 駅にたどり着く。
朝、ガイドが聞いてくれた駅に向かう。しかし駅舎らしいものが見えない。片側2車線の広い道路しかない。道路工事のおじさんに地図の駅を示す。地面をさして、「ここだ」とのジェスチャー。顧問はさらに駅を示す。すると、来た方向と逆を指さし何かトルコ語の単語を連発。そして地下をくぐれ、とのジェスチャー。顧問は、さっぱりわからないのジェスチャー。おじさんは、自分の両目の前で両手でグーパーを繰り返す。どうやら先ほど通った信号のことのようだ。そこへ電車が道路の向こう側に見え、停まった。なんと、道路に沿って線路があり、防音壁の向こうに駅があったのだ。おじさんにお礼を言って(わかったかな?)駅に向かった。

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地下道をくぐるといきなり改札。行き先の駅の地図を見せると駅員はホームを示してくれた。切符はどこで買うの?そこで顧問は「ticket」という。駅員は1.75TKL(トルコリラ) と書いた紙を示す。え?、それ以外の紙ないやん。均一料金?この路線、20駅ほどあるんですが・・・。空港で1TKL50円ほどで交換したので90円弱。20TKL紙幣を渡したら、札とコインでおつりをくれた。でも切符をくれない。次の人が来たので見ているとやはり切符は渡さない。でも改札機にコインを入れて通って行く。どうやらおつりの中に改札用のコインがあるらしい。さらに次の人を見ていると、最初に1円玉の4分の3くらいの大きさのコインを渡してからおつりを渡している。そしてそのコインを改札機に入れるのを確認。自分の小銭入れの中にそれらしいコインを発見。よし、これで改札を通れる。改札機のコインを入れるスリットは500円玉も入るくらいの大きさ。ほかに入れ口があるかちょっと不安だったが無事通過できた。

(2) 目的地へ向かう電車に乗る。
電車は、5分ほど遅れて到着。ドアは開きっぱなしで電車が停まる前から人が降りてくる。

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どうやら乗客が力ずくでドアを閉めずに風を通しているようだ。電車は時速3,40キロほどでのんびり走る。10駅目が目的地Silkci。終点だから乗り越しの心配なし。途中、電車が倒れるかと思うほどローリングするところもあった。車両の雰囲気や駅の横に積まれている鋼材などの雰囲気が昭和40年代前半の日本を思い出させる。古い車両や駅舎が重工業の成長に伴って改修されていく頃にあたるような・・・。

(3) 目的地で降りる。
30分ほどで終着駅に着いた。そして降りた。というわけで下位目標(3)を軽くクリア。

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(4) お店を探す。
駅を出てすぐのところにinformationがあった。おばさんに声をかけ、旧市街のマップをもらう。勝手に買い物にミッション変更しているので、ぶらぶらしながらポーチを売っている店を探そう。マップは現在地の確認のためだ。
ところで、観光客が多いが地元の男の人も多い。とにかく日陰に集まって道行く観光客を見ている。あるいはお茶を飲んでいる。平日の昼間なんですけど。もちろん○○先生は今頃(日本時間20時頃)はまだ明日からの試験問題を作っているんやろうなぁ、なんてことは思いませんでした。

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(5) 値段交渉する。
すぐに道端で、ポーチ売りに遭遇。ポケットが多くデザインは気に入った。値段を聞くと25TKL(1250円)。買おうかと思ったけれど、リサーチのためその場を離れた。サンダルも欲しかったので何軒かのぞいてみた。10TKLの表示。皮製だけれど底は合成底ばかり。その方がいいのだろうけれど、革底が見当たらない。かといって革底を見たいと言って、出てきてから断るのも難しそう。思い切って、店に入ってみた。合成底だけど見た目が良かった。値段を聞いたら35TKL。日本でも買えるかも。やっぱりリサーチのため店を出ようとすると、「いくらなら買うんだ」みたいなことを聞かれた。ひやかし、リサーチと最初にいっときゃよかったのかもしれないけれど、言っても仕方ないかも。悪い観光客と思われているかな、と思いながら「I’m sorry.」と言って店を離れた。

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このあと、グランバザールを探検、地元のお菓子や授業で使おうと海綿を購入。握りこぶしほどの海綿が34TKLはどうなんだろう?
トルコ大学近くの革細工屋さんのショーウィンドウにセンスのいいベルトを発見。眺めていたらおじさんが声をかけてきた。バザールでもそうだがパターンは似ている。
① にこやかに、近づいてきて身につけているものなど何かを褒める。
② 親戚、おじいさんが日本人とか、日本に知り合いがいるという。そして握手。
③ 何かヘルプが必要か、と聞いてくる。
④ (買う気はないと言っても)興味あるものを言うと「OK」といって店内に招き入れる。
⑤ 買わない、と言っても「No problem」といって招き入れる。無理やりなことはしない。
⑥ 入ると商品の説明(たぶん)、そして量り売りの商品なら重さを量る。
⑦ 単価の表示がわからないまま電卓をたたかれ値段が出てくる(重さを量る根拠がわからない)。
⑧ あとは、買うか買わないか、値切るか。
⑨ 買わないというと、いくらなら買うのか、なぜ買わないのか、と聞かれる。
顧問の場合、そんなに大金がないことを伝えた。一軒だけ示された金額の半額くらいしかもっていないというと、あからさまに不快な顔をされてしまった。まぁ、高級店に入ったから本当に入るところを間違えましたと言いたかったけれど、伝えられませんでした。

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ちょっと、お店の人に悪いことしてるなぁ、と思いながらも最初に出会った道端のポーチ屋でウェストポーチを買うことに決めた。売り子は物静かな20歳代の青年。彼は英語で数字が言えない。紙に20TKLと書いて示したら25と書いて返してきた。ドルならどうだ、と言ったら16と電卓に打ってきた。ほしかったのであっさり25TKLでOKして購入。多くの店で気さくに話しかけてくれて握手をしてもらってきたので彼と握手して別れた。
結局、値段交渉らしいことはできず。この項目の評価は5段階で2くらいか?ひょっとして、観光客の冷やかしとしてあるまじきことをしているのか?

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(7) 決めた時間(18時)までに戻る。

地図を示しては現在地を確認しながら歩いたり、コンパスで方位を調べながら歩いたので、駅には予定通り16時半頃に戻れた。楽々改札を通過、到着時に調べておいた発車時刻の16時45分まで10分ほどあったのでトイレへ行くことに。駅員に尋ねると改札の外とのこと。出口から出ろという。ちょっと不安な顔をすると「No problem」との返事。トルコの人は、みんな親切だ。
用を済ましてトイレから出ようとしたとき、出口に改札口みたいなものがあるのに気づいた、と同時に中からおじさんが「Sir」と呼びかける。おっと、チップが必要だ。幸い1クルシュ(百分の1TKL)あったので、サンキューといって渡した。

電車は、10分遅れで発車。3,4駅過ぎたあたりから停車時間が5~10分かかるようになった。最後のひと駅をやっと出発したと思ったらすぐに停車、かなり待たされてから今度はバックして反対側のホームへ。皆一斉に降りていく。このまま折り返してまた旧市街へ戻るのか?放送では何か言っているがわからない。様子を見ている間に大勢が乗り込んできた。いよいよ旧市街へ向けて発車か?力ずくでドアを開けたままにしていつでも降りられる体制を整える。しかしさっきも乗っていた人を発見して安心。10分ほどして発車。いつまでたっても左側通行(トルコは右側通行)で列車は進む。正面衝突するかも、とドキドキしながら右側の線路を見ていたら、突然下半身のない女性のマネキンがころがっているのが目に入った。まさかこんなんで電車が遅れるかぁ?と思ったけれど頭が割れていて、中に赤いものが見えた。乗客で気がついた人はあまりいなかった様子。犠牲となった人には申し訳ないけれど、マネキンのように見えたのであまりショックはない。結局1時間20分ほど乗車して駅に着いた。急ぎ足でホテルに着いたのが、18時14分。目標達成ならず。

生徒たちは、ほかのチームのみなさんと食事に行く話を進めていた。18時15分まで待って戻らなければフロントにメッセージを残して出発とのことであった。携帯世代にとって、携帯なしでのこれからの数日だが、上出来のようだ。

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